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その36 たけびしスタジアム京都

たけびしスタジアム京都 京都サンガ 浦和レッズ 天皇杯

 

ポイント😈

まごうことなき醜いスタジアム

 

平安遷都以来、長きにわたって日本の首都であった京都は、四季を問わず観光客に人気の都市です。

寺社仏閣が点在し、世界的な観光スポットも数多くあります。また、修学旅行でも定番中の定番であることは言うまでもありません。

そんな京都ですが、まともなサッカースタジアムが一つも無いのが悩みでした。あるのはセンスの悪さは天下一品の、残念な陸上競技場。

この陸上競技場は、見づらいスタジアムの代表格と言っても過言ではないでしょう。とにかく酷い。


スタンド内に照明塔

まず目につくのが南側サイドスタンドの照明塔。

よーく見てください。なぜかスタンドの中に照明塔が設置されています。

 

「屋根が無い」とか「傾斜が緩い」とか「汚い」とか「変な形」など、いろいろありますが、まずはこれ。

なぜ…

どうしてこうなってしまったのか、言葉がありません。

この照明塔は、1988年の国体開催を機に設置されたようですが、一体何を考えながら設計したのでしょうか?何も考えていなかったのでしょうか?ボーっとしてたんですか?

 

半分しかない

北側のサイドスタンドは半分だけ。池だかモニュメントだかよく分かりませんが、そんな感じなものがあるので歪な形をしています。

ちなみにこっち側がホームサポーター席です。

 

屋根無し、傾斜無し、嵩も無し

全体的に傾斜が緩く嵩も無いため、サッカー観戦には向いていません。

 

一番見やすいメインスタンドでもこの程度。

 

スタジアム唯一の屋根がこれ。

この全く役に立たない屋根。どこかで見たことがあると思ったら、万博競技場にそっくり!!

 

ワールドカップに立候補!!

何よりも驚くことは、京都市がこのスタジアムで2019年ラグビーワールドカップの開催地に立候補したこと。

同規模の仙台福岡と比較して、このスタジアムが勝っている点はありますか?

自分たちは国際的な観光都市・京都だから、こんな奇妙奇天烈なスタジアムでもいけると思ったのでしょうか?

「大丈夫、大丈夫!だって俺だぜ、京都だぜ!」って感じだったのですかね。

よくこんなところで開催できると考えたものです。不思議です。自意識の高さに呆れます。

「勝ちに不思議の勝ちあり。負けに不思議の負けなし」。案の定、落選しました。

自分たちが思ってるほど、周りは京都を特別視していなかったのでしょう。

 

ところが、こんなスタジアムでもネーミングライツを導入することに成功。2019年8月1日より「たけびしスタジアム京都」の通称に変わりました。

株式会社たけびしは、京都に本社を置く産業用電子機器などを扱う商社だそうです。

 

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