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その32 万博記念競技場

万博記念競技場 見え方 ゴール裏 大型ビジョン

 

ポイント😟

念願かなってさようなら

 

1970年に開催された万博跡地に建設された陸上競技場です。Jリーグ開幕から、パナソニックスタジアムが完成するまで、ガンバ大阪のホームスタジアムとして使用されていました。

建設から45年以上の時が経ち老朽化が進んでいるうえに、そもそもの設計も古く、明らかにプロの興行を行うレベルに達していません。

特徴を一言で表すと、古くて狭くて汚い。悪いところばかりが目に付くこのスタジアムは、通路も狭くトイレも汚い。そして何より見づらい。

良い点を見つける方が大変です。

ガンバ大阪のサポーターは22年間、本当によく耐えました。

ただし、こんな酷い環境でもJリーグ開幕からお荷物クラブだったガンバ大阪の成長を見守り続けたのも事実。長い間お疲れ様でした。


ほとばしる昭和感

見てください、メインスタンド中央の小さな屋根。あまりにも小さすぎて、この屋根の恩恵を受けることができる人はほとんどいません。

設計者も、まさかここでプロのサッカーの試合を行うことになるとは思いもしなかったでしょう。ザ・昭和。

 

野ざらしのバックスタンドは言わずもがな。

 

もちろん、ゴール裏席も期待を裏切らないクオリティの低さ。Jリーグ開幕当初は芝生席でしたが、2006年に立見席に改修されました。

ただし、周囲をトラックに囲まれたうえに、高さも傾斜も無いため、見づらさは全く改善されませんでした。

2016年、パナソニックスタジアムが完成したことにより、万博競技場に別れを告げることができました。

 

最寄り駅はモノレール

最寄り駅は大阪モノレール「公園東口」駅。伊丹空港からの乗車時間は、およそ30分です。

 

また、一駅手前の「万博記念公園」駅の方が本数が多いので、ここで降りて歩くのもアリです。

太陽の塔を間近で見ることができ、万博らしさを味わうことができます。

 

吹田ジャンクション

競技場のすぐ裏側は、中国自動車道と名神高速道路が交わるジャンクションがあります。

テレビ中継に高速道路が映りこむことも多かったので、印象に残っている人も多いかもしれません。

 

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