ポイント🙄
- 意味がわからないネーミングライツ
- ボロボロ
- 北上(きたかみ)より劣る
思ったより酷い
岩手県の県庁所在地、盛岡市。東京23区より広い面積におよそ28万人の人々が暮らしています。28万人というと、だいたい豊島区の人口と同じぐらいです。
また、岩手県の面積は日本の都道府県の中で2番目に広く、県全体の人口はおよそ123万人です。ざっくりいうと四国より少し小さな面積に、さいたま市より少し少ない人々が暮らしています。
意味不明
2023年4月より全国農業協同組合連合会岩手県本部(JA全農いわて)によるネーミングライツがスタートしました。
愛称の由来は、JA全農いわてが長年使用している「純情産地いわて」と陸上競技の英語「track and field」からイメージした「トラフィール」。
「トラフィール」というのは、県の広聴広報課によると「末永く県民の皆様に愛される施設となることを願い名づけられた造語です。」とのことですが、意味が分かりません。
まあ、岩手県民が良いと思うのならそれで構わないのですが…
ちなみにネーミングライツの契約期間は1年間でしたが、2年延長されたようです。
如何ともしがたい
スタンドに入るとまず目につくのは、ハゲ散らかしたベンチシート。このハゲた欠片は、まるで枕についた抜け毛のように足もとに散乱していました。
スタンド内を縦断する段差や通路の狭さも気になるところです。
屋根はスタンド中央にほんの少しだけ。国体の開会式に出席する二人組のためだけに存在する屋根です。
快適とは程遠いメインスタンドですが、それでもバックスタンドやサイドスタンドに比べればまだマシでしょう。だってメインスタンド以外は座席すらないのですから。
上段はコンクリート打ちっぱなし、下段は芝生席。これを見ると、なんかもうあーあって感じがします。
そろそろ一度壊して建て替えるぐらいのことを検討した方が良さそうです。しかし、スタンドの耐用年数が2034年なので、それまでこのままかもしれませんね。
連日続く酷暑の影響なのか知りませんが、芝生がボロボロだったことも付け加えておきます。
主役は北上
1966年に完成した老朽化著しい競技場ですが、県の資料によると、よりハイスペックな北上陸上競技場が県内に存在することから、県営陸上競技場の改修、改築等についてはそれほど優先順位は高くないとのこと。
当面の措置として、2種公認を維持していく程度の改修しか考えていないようです。
リス
市街地に位置する公園ですが、各施設は比較的広い面積に余裕のあるレイアウトで配置されています。
公園内は緑も多く、カモやリスのかっこうの棲家となっているようです。
目の前を可愛らしいリスが横切っていきました。