ポイント🗻
- 観客席が設置された練習場
- 上空を飛び交うトンビ
- 景勝地
王国の風景
港と次郎長のまち・清水。清水港は、全国に18ある「国際拠点港湾」の一つに指定されています。
駿河湾越しに眺める富士山と港の美しさは絶景です。
クラブハウスに隣接
前述のように、グラウンドは木々に覆われて駐車場からは全く見えないので、初めて訪れた人は戸惑うことになるかもしれません。でも案内板に沿って進んでいけば大丈夫です。
この可愛いけれど立派なクラブハウスが見えたら、グラウンドはすぐそこです。
嬉しい観客席
見てください、グラウンドの周りに設置された観客席を。
練習見学というと、高いネットの外側に申し訳程度にベンチが置いてあるだけ。そんなクラブが多い中で、エスパルスは違います。
王国の王国たる所以は、トップリーグでの成績だけではありません。このようにサッカーを身近に楽しむことができる環境こそ、王国らしさを感じます。
ピーヒョロロ
海に近く、木々に囲まれたグラウンドは、トンビにとって居心地がいいのでしょうか。
上空には多くのトンビが飛び交い、練習中も終始鳴き声が響き渡っていました。
少し歩けば
林に囲まれているため、グラウンドから周囲の景色を楽しむことはできませんが、ほんの数分歩くだけで素晴らしい景色にめぐり会うことができます。
ちなみに三保グラウンドの「三保」は、景勝地として名高い三保松原の三保です。ということは、このグラウンドを覆う木々たちも松ということでしょうか。
遮るものが全くない、富士山の絶景です。三保松原は、写真を撮るのが大好きな現代人にはうってつけの観光スポットといえそうです。
少し視線を移すと、港町としての清水の顔が見えてきます。日本三大美港として知られている清水港は、グラウンドが位置する三保半島を天然の防波堤として、古来より栄えてきました。
そしてこの港町で大きな力を持つのが鈴与グループ。港町・清水の物流は、鈴与グループ抜きには語れません。
そんな鈴与の後押しを受けているエスパルスが、2部に甘んじていいはずがありません。J1復帰は至上命題、2度目の失敗は許されません。