ポイント🤸
- ここは野球場
- 旧国立競技場を彷彿
- 抜群のアクセス
駅から1分
このスタジアムは、プロ野球「横浜DeNAベイスターズ」の本拠地。つまり野球場です。
2016年、ベイスターズの親会社「DeNA」はスタジアムの運営会社を子会社化しました。それにより、球団とスタジアムを一体化した運営を実現し、観客動員数は買収前に比べて大幅に増加したそうです。
そんな横浜スタジアムは、野球だけでなくアメリカンフットボールの試合でも活躍します。
でも、土の部分がそのままだったり、野球の形状に無理やり長方形をねじ込んだり…
やはり、野球場で長方形のスポーツを観戦するのは不自然に感じます。結局、この日は最後まで目が慣れませんでした。
ツギハギ
1978年に完成した歴史あるスタジアムは、DeNAによる買収後に大規模な改修を実施。
その結果、外にも中にもでっぱりができ、新しい場所と古い場所が共存したツギハギ感のあるスタンドになりました。日立台やヤマハスタジアムのようなこのツギハギ感、個人的にはとても好きです。
綺麗な青一色に統一されたスタンドは、背もたれもドリンクホルダーも付いた観戦者に優しい座席です。
一方で、座席は新しくてもコンクリート部分は歴史を感じる歩幅の狭い急勾配。すれ違い時にも狭さを感じずにはいられません。
すり鉢状のスタンドの形状も相まって、さながら旧国立競技場のような懐かしさを感じます。
自分好みのアングルを探す
場所によってスタンドの傾斜や座席の向きが大きく異なる横浜スタジアムでは、選んだ席によって試合の見え方が大きく変わります。
特に内野席前方の、傾斜がほとんど無いエリアは要注意です。この緩やかな傾斜は、野球観戦には適しているのでしょうか?
高さが無いため、試合全体の様子はほとんど把握できず、フェンスを支える棒も目障り。さらに、前の席に背筋の良い大きめの人が来たら目も当てられません。
それでもこの場所に好んで座る人もいます。自身の好みにあうか、まずは一度試してみてください。
スタンド前方と後方では傾斜のつき方に差があります。
いろいろな席を試して最もしっくりきたのは、内野席後方のタッチラインに平行な場所。
ピッチ全体を広く見渡すことができるうえ、ラインに対して平行なので違和感も少なめ。ただし、ピッチまでの距離が遠く離れてしまうことが難点です。
関内駅から1分、桜木町駅から10分、元町・中華街駅から10分
アクセスの良さは何ものにも代え難い横浜スタジアムの魅力です。なんと最寄りの関内(かんない)駅から徒歩1分!1分ですよ、1分!
関内駅は、JRだけでなく横浜市営地下鉄が乗り入れていることも大きな魅力です。
さらに、ショッピングモールやレジャースポットに恵まれている桜木町駅からは徒歩10分。試合前後に横浜の街を満喫するのも悪くありません。
また、本数は少ないですが横浜線の始発が設定されているので、町田・八王子方面の人は時間があえば座って帰ることもできそうです。
始発電車といえば、元町・中華街駅も外せません。
みなとみらい線は、東急東横線、東京メトロ副都心線を経由して埼玉県まで直通しているため、意外と利便性の高い路線です。