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その168 たまゆら陸上競技場

 

ポイント👀

愛してるぜ枚方

 

大阪府で6番目の人口(39.2万人)を擁する枚方市ですが、全国的な知名度はいまひとつ。「ひらかたパーク」や「ひらパー兄さん」のフレーズなら聞いたことあるよって程度の人が大半でしょう。

ちなみに神奈川県の5番目の都市は藤沢市、千葉県の5番目の都市は柏市。いずれも人口40万人強の都市です。

すでに3クラブがJの舞台で戦う大阪府ですが、枚方市は地域的に北河内になるため、大阪市のセレッソ大阪や北摂のガンバ大阪、中河内のFC大阪とは棲み分けができているようです。


ティアモ枚方

2004年にクラブ創立、2021年よりJFLに参戦しているティアモ枚方も、枚方市同様、全国的な知名度はまだまだ。

簡単に紹介すると、クラブの設立に携わったのは稲本潤一、新井場徹、播戸竜二の3氏。Jリーグ入りを目指し、大阪府5部リーグからスタートしました。

そして初のJFLを戦った2021年は8位と大健闘。2022年は13位と順位を下げましたが、全てのホームゲームを枚方で開催、前年より観客動員数を伸ばすなど、着実に地域に根差したクラブへ成長しているようです。

気になる「ティアモ」の意味はイタリア語で「愛している」。ティアモ枚方=愛してるぜ枚方ってことですかね。随分ストレートな愛情表現です。

枚方だけでなく、寝屋川・交野を中心とした北河内地域がホームタウンですが、クラブ名は枚方愛に全振り。

セレッソやガンバのみならず、後発のFC大阪までも「大阪」を冠しているなか、ティアモの枚方にこだわる姿勢は好感がもてます。

 

てことは、選手名以外は何が書いてあるのかよく分からない横断幕たちには、溢れんばかりの枚方愛が書き綴られているということでしょうか。

 

拡張は難しそう

Jリーグ入りを目指すクラブが、必ずと言っていいいほど頭を悩ませるのがスタジアムの問題。

ティアモ枚方も、この問題をクリアしなければ、Jリーグ入りは絵に描いた餅になってしまいます。

周囲を工場と体育館と池と道路に囲まれているこの陸上競技場は、これ以上の拡張は難しそうに思えます。何か打開策を用意しているのなら良いのですが…

 

隣接する体育館入り口付近に行ってみたところ、ピッチの様子がバッチリ見えました。

タダ見対策は特にしていないようです。

 

枚方市駅からバス

地元民以外の人が訪れるときは、市の玄関口である京阪本線「枚方市」駅から京阪バスに乗るのが一番わかりやすくて簡単です。

 

なにしろ改札口の正面にバスの表示板があるんです。

これ、すごくないですか?こんなにバス利用者に優しい駅は、他に見たことがありません。

 

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