ポイント🧐
- 不敗神話
- いかにも国体競技場
- 照明はクレーン車で
しばしのお別れ
コンサドーレ札幌がJFLに所属していた1996年から1997年の2年間で、21勝0敗と驚異的な成績を記録した厚別競技場。あまりの強さに「厚別不敗神話」なんて言葉も生まれました。
このスタジアムが、サポーターに聖地として愛されている所以です。
札幌ドームの完成以降もドームと併用して公式戦が開催されていましたが、2026年まで改修工事に入るため、しばしのお別れとなります。
昭和感満載
屋根はメインスタンド中央に少しだけ。国体開会式に出席する偉い二人が雨に濡れなければそれでいい。ってだけの屋根です。
観客のことなんて何も考えられていない設計です。
座席は延々と続くベンチシート。
通路は前方にありますが、座席番号は後ろに貼りつけてあります。これって結構わかりづらいです。
空いてる時はまだいいですが、到着が遅れると座席を探すのも一苦労。観客のことなんて何も考えられていない設計です。
そしてバックスタンド中央には聖火台が鎮座。スタンドが欠けているこの設計は、観客のことなんて何も考えられていません。
前時代的なコテコテの国体競技場です。
昭和感あふれる、ノスタルジックな気分に浸りたい人にはおすすめのスタジアムかもしれません。
照明車が出動
照明設備の無い厚別競技場でのナイトゲームでは、4台の照明車がピッチを照らします。
ピッチ上は問題ありませんが、 スタンドの暗さが少し気になります。
駅から歩いて20分
最寄り駅は札幌市営地下鉄東西線「大谷地(おおやち)」駅。歩いて20分ほどと、決して近くはないので、バスを利用するサポーターも多いようです。
ちなみに東西線の終点「宮の沢」駅は、コンサドーレ札幌の練習場「宮の沢白い恋人サッカー場」の最寄り駅です。
ドームに劣る
収容力、アクセス面、見やすさ、そして何より天候の心配。様々な面で札幌ドームに劣る厚別競技場ですが、開放感と昭和感では厚別に軍配が上がります。
好みもあるでしょうが、アウェイサポーターにとっては、札幌ドームで開催してくれた方がメリットが多そうです。