ポイント😀
- 2020年に完成
- グリーンスタジアムに無いものが揃っている
- 周囲は真っ暗
重要な点は押さえてる
闇夜に神々しく光り輝くスタジアム。眩しいほど輝いています。
2022年の国体開催のために建設された陸上競技場は、J1ライセンスを満たしたハイスペックなスタジアム。収容人数はおよそ25,000人、北関東一の巨大なスタジアムです。
新しいだけあって、国体スタジアムのわりには重要な点を押さえています。全席屋根付き背もたれ付きの急勾配のスタンド、鉄道駅から徒歩でアクセス可能、そのうえホーム側の方が駅に近い点は嬉しい限りです。
そしてもちろん座席の色は栃木SCカラーの黄色。
ただひとつ理解に苦しむのが、国体の開催準備のための工事を2022年7月上旬から約2か月半かけて行ったこと。
国体のために建設されたスタジアムを、さらに国体に向けて大規模な工事をするって一体なんだったのでしょうか…
360度屋根
360度屋根に覆われています。雷雨の多い栃木では、屋根の有無はとても重要です。
メインスタンドに中途半端な屋根があるだけのグリーンスタジアムとは雲泥の差があります。
高さも傾斜もある
高さが確保されたスタンドは、下層スタンドでもそれほど見づらさは感じません。
もちろん上層スタンドのほうが見やすいことは、言うまでもありません。
さすがにゴール裏席の下層スタンドは、逆サイドの様子がよく分かりません。
上層スタンドの方が、選手からは遠くなりますが、試合は楽しめそうです。
グリーンスタジアムのゴール裏席も、ピッチからの距離は相当なもの。だとすると、屋根と椅子と高さがあるだけこちらのほうがマシに感じます。
バックスタンド最高峰からの眺めも、さすがの急勾配。緩々傾斜のグリーンスタジアムには無い視点で試合を楽しめます。
上層スタンドは開放しない(こともある)
このような多層式のスタジアムにありがちなパターンが、上層スタンドを閉鎖してしまうこと。
こうなってしまうと、高さのある席から俯瞰して見ることができなくなってしまうため、スタジアムの魅力が半減してしまいます。
西川田駅
スタジアムの最寄り駅である、西川田駅は東武線のローカル駅。
電車の本数は少なめで、駅周辺も真っ暗。ホームから見える景色も真っ暗です。下手すれば駅がどこにあるか分からず道に迷います。
また、東武とJRの宇都宮駅は歩くと30分もかかるほど離れているため、乗り換えが非常に不便なことはご存知でしょうか?そのため、新幹線やJRで宇都宮駅まで行き、東武に乗り換えようとすると思いのほか苦労します。
宇都宮市は、南北軸と東西軸が交わる「北関東の十字路」にもかかわらず、市内の交通網がイマイチな点は残念です。
JRユーザーは、宇都宮駅の隣の雀宮駅からのシャトルバスも検討してみた方が良いかもしれません。
近くの不便な駅を選ぶか、少し距離はあるけれど使い勝手の良い駅へバスを利用するか…
これは最寄り駅の無いグリーンスタジアムでは生じない悩みです。無からは何も生じません。