ポイント⛰
- 衰退に歯止めがかからない
- 釧路湿原に隣接
- 鹿も利用する公園
湿原に隣接
札幌一極集中が加速度的に進む北海道で、コンサドーレに次ぐJリーグクラブが誕生する日は来るのでしょうか。
道東の中心、釧路市も人口減少に歯止めがかかる気配がありません。それどころか、2021年に主要産業であった日本製紙釧路工場が撤退。今後のさらなる衰退が懸念されています。
そんな悩める釧路市も、背後に広がる雄大な自然や広大な農地など、北海道らしい景観を楽しみたい方にはおすすめの観光地です。
成田空港と関西空港からピーチ(Peach Aviation)が就航しているため、タイミング次第で意外と安く行くこともできます。
ところで釧路市は札幌市からおよそ300㎞、隣の都市・帯広市からも120㎞とかなり離れています。一時期話題になった「ジャスコまで110㎞」の看板も釧路でした。
なにしろ北海道の「すぐそこ」は、車で「すぐそこ」のことだから気をつけろ。なんて言葉があるぐらい、北海道と他の都道府県民との距離感覚は違います。
スイスの2倍、日本の国土のおよそ20%を占める北海道の広大さを感じずにはいられません。
釧路大規模運動公園は釧路市街地の一番外側、釧路湿原に隣接した地域にあります。
フェンスの向こうはもう湿原なのでしょうか?
それにしても、道東らしい(あくまでイメージ)どんよりとした曇り空です。
この日は鹿が一頭、公園内で食事をしていました。
座席はメインスタンドのみ、屋根もメインスタンド中央のほんの一部分だけ。
メインスタンド以外は芝生席が広がります。
これといった特徴のない陸上競技場ですが、過去にコンサドーレ札幌の公式戦を開催した実績があります。
アクセスは簡単。釧路中央インターの目の前が運動公園の入口。
また、釧路駅からもほぼ一本道なので道に迷う心配は無さそうです。
釧路は北海道らしい広めの直線道路が多く、夏はとても走りやすいです。
ところがどっこい、冬の釧路は札幌の人が嫌がるほどの恐ろしい寒さ。この道が冬はどうなるのか…
想像するとゾッとします。
と言っても冬が長い釧路では、この陸上競技場の利用期間も5月1日から10月10日に限られているようです。