ポイント🏞
- 読み方は「おぎの」
- 見渡す限り山
- 外からまる見え
駅から歩いて100分
小田急線「本厚木」駅より歩いて100分。周囲を山に囲まれた、緑豊かな環境の陸上競技場です。
駅から100分も歩くのは嫌だという場合は(おそらく大半の人)、決して本数の多くない路線バスに30分揺られることになります。
それも嫌なら車で訪れた方が良いかもしれません。広めな駐車場が用意されています。
ちなみに、都心から一番近い秘湯とも言われる七沢温泉からこの運動公園も歩いて100分。ウォーキングの汗と日頃のストレスを流してみるのも悪くなさそうです。
ところで、荻野(おぎの)と萩野(はぎの)は似ているので間違えがちですが、この運動公園は荻野(おぎの)です。カーナビ入力の際は注意が必要です。
さらに付け加えると、仙台銘菓は「萩(はぎ)の月」、2019シーズン限りでヴィッセル神戸を引退したGKは「荻(おぎ)晃太」、有名な峠の釜めしは「荻(おぎ)野屋」です。
屋根はスタンド中央のみ
屋根があるのはメインスタンド中央のみ。
随分いかつい支え方をしているので、スタンド内に柱は無いと思いきや…
しっかりあります。
湘南?
湘南ベルマーレのホームタウンのひとつである厚木市。ところが、競技場周辺は見渡す限り山が広がります。
湘南の定義は曖昧ですが、海の無い厚木に湘南のイメージを抱く人は少ないでしょう。この地域は車のナンバーも「湘南」ではなく「相模」です。
また、サッカー通にとっては、厚木といったらベルマーレではなく、関東サッカーリーグ2部を戦う「厚木はやぶさFC(旧・はやぶさイレブン)」かもしれません。
外からまる見え
周囲は簡単なフェンスに囲まれているだけなので、びっくりするほど外から中の様子がまる見え。有料試合には向いてなさそうです。
富士通サッカー部
川崎フロンターレの前身である富士通サッカー部は、1996年に「富士通川崎フットボールクラブ」へ改称し、等々力競技場をホームスタジアムとしてJリーグ入りを目指しました。
「川崎」の名称が入る以前に多くの試合を開催していたのが、この荻野運動公園競技場と大和スポーツセンター競技場です。
毎試合のように等々力競技場を満員にする現在の姿からは想像がつかない、長閑な時代でした。