その106 郡山西部サッカー場

郡山西部サッカー場 大槻公園 福島県郡山市 福島FC

 

ポイント😭

  • あっという間に解散した福島FC
  • 座席はメインスタンドのみ
  • 炎天下でキックオフのち日没中止

孤立無援の福島FC

 

かつて郡山市を拠点にJリーグを目指していた、福島FCというクラブがありました。

ところが1997年12月、日本中がワールドカップ初出場に浮かれる中、ひっそりと解散。ラストゲームは天皇杯3回戦の清水エスパルス戦、0-3で敗れた試合です。

1995年にJFLに昇格し、1997年に解散。JFL昇格から解散までの期間は本当にあっという間でした。

どうしても解散してしまったことにスポットライトが当たりがちですが、1996年の天皇杯で黄金期到来間近のジュビロ磐田を破ったことは、非常に印象深い出来事です。

しかし、経営難に陥った福島FCに手を差し伸べる団体や企業は現れず、あっけなく解散。

福島FCはJFLで過ごした3年間を、開成山陸上競技場で1/3、ここ西部サッカー場で1/3、残りの1/3を福島県内の各地で開催しました。

どのような事情があったかは分かりませんが、県内各地を転々としたことにより地元に根付けなかったことも、解散の一因となってしまったのではないでしょうか。

福島ユナイテッドやいわきFCが同じ轍を踏まないように願います。


席が無い!

郡山西部サッカー場 尚志高校サッカー部 プレミアリーグ 屋根

郡山西部サッカー場 尚志高校 プレミアリーグ 芝生席

郡山西部サッカー場 屋根  フェンス メインスタンド

座席はメインスタンドのみ、バックスタンドは芝生席。ゴール裏はフェンスがあるだけなので、席は一切ありません。

さらにびっくりするほど外から中の様子がまる見えですが、有料試合の開催時も特に対策は無し。

 

まさかの試合中止

郡山西部サッカー場 屋根 福島FC 大槻公園

どこを見渡しても照明設備がないこのスタジアムは、ナイトゲームの開催ができません。

2020年8月22日、福島ユナイテッドFCは炎天下のデイゲームを強行したあげく、雷雨により試合は中断。天候回復まで中断時間を設けると日が沈んでしまうという理由で、この試合は中止が決定しました。

避雷針や埋め込み式ゴールが無いなど、そもそもJリーグの規格を満たしていないスタジアムであるにもかかわらず特例で開催した結果です。

 

駅から歩いて2時間

福島県郡山市 郡山西部サッカー場 アクセス 悪い

町外れにあるスタジアムの周辺は、辺り一面に広がる田んぼ。さらに美しい山々を間近に感じることができる長閑な環境です。

一等地に位置する陸上競技場や野球場とのギャップを感じます。

駅から遠く離れた立地ですが、東北自動車道郡山中央スマートインターチェンジからは至近距離。車でのアクセスが無難かもしれません。